仕事人

社会にはいろいろな仕事があるよ。気になる仕事や仕事人をたくさん見つけよう!

愛媛県に関連のある仕事人
1978年 生まれ 出身地 愛媛県
のうきぐはんばい・しゅうり農機具販売・修理
たまちゃん
子供の頃の夢: 社長 、オリンピック選手
クラブ活動(中学校): 陸上部
仕事内容
農機具の販売と修理をする
自己紹介
小さいころ一生懸命いっしょうけんめいな子どもだった。趣味しゅみは、ドライブして、おいしいものを食べに行くこと。

※このページに書いてある内容は取材日(2009年07月14日)時点のものです

農業機械の販売はんばい修理しゅうりをする仕事

農業機械の販売と修理をする仕事

わたしは,農業機械の販売はんばい修理しゅうりの仕事をしています。農業機械には,土をたがやすトラクター,田植えをする田植え機,いねる時のコンバインといった機械があります。大きさや機能きのうによって値段ねだんの開きがあり,1台10万円~1000万円くらいします。大きい機械の中にはタイヤの大きさが150cmくらいあるものもあります。わたし販売先はんばいさきは地元の農家の方が中心で,機械は使用している間にこわれたり,調子が悪くなったりするので修理しゅうりやメンテナンスもしています。最近では,家庭菜園に使えるような小さな農機具がよく売れています。農業機械で公道を走らせる場合には,各市町村へのとどけ出が必要で,あわせて普通ふつう自動車免許めんきょや大型特殊とくしゅ免許めんきょが必要です。

機械の修理しゅうり

機械の修理

朝7時30分ごろにお店に出て掃除そうじをしてから,市内に設置せっちしているコイン精米機せいまいき清掃せいそうに回ります。それから,お客さんの所へ機械の不具合の確認かくにんをしに行ったり,修理しゅうりに行ったりしています。昼からは主に,お客さんからあずかっている機械をお店のうらの作業場で修理しゅうりします。4月~6月中旬ちゅうじゅんまでの田植えの時期や,8月中旬ちゅうじゅん~10月ごろ稲刈いねかりの時期は,農家の方の仕事の時間に合わせて仕事をします。コイン精米機せいまいきから出た米ぬかを肥料ひりょうとして,いちご農家さんにお分けすることもありますよ。

田植え・稲刈いねかりの時期はいそがしい

田植え・稲刈りの時期は忙しい

田植えや稲刈いねかりのいそがしい時期には朝の5時から仕事をしていて,あまり休みがありません。機械を修理しゅうりする技術ぎじゅつ経験けいけんを積まないと上達しないので,研修けんしゅう所で1年間基礎きそを勉強しましたが,まだまだ分からないことばかりです。今でも祖父そふや父からアドバイスをもらいながら仕事をしています。最近,少しずつお米の値段ねだんが下がっているので,田んぼでお米を作るのを辞める人が多くなっています。わたしが仕事をしている地域ちいきは田んぼが多いので,お米を作るのを辞める人がえると土地がれてしまわないか心配です。みなにもっともっとお米を食べてもらいたいですね。お客さんは,おじいちゃんやおばあちゃんが多いので10年後,20年後,この地域ちいきの農業は一体どうなっているのかなぁと少し心配しています。

四季を感じる

四季を感じる

お客さんから「ありがとう」と感謝かんしゃしてもらえることが一番うれしいですね。「おかげで今年も田植えがうまくできた」「こんなに収穫しゅうかくができた」と言われたりするとこの仕事をしていて本当に良かったと思います。自分の仕事によって農家さんの仕事をささえ,農家さんがこのまま田んぼや畑を続けてもらうお手伝いをできたらなと思います。農村の風景が,ずっと続いていけばいいなと思っています。わたしたちが住んでいる地域ちいきは本当にきれいで,ほこりをもてる場所です。サラリーマン時代には味わえなかった春夏秋冬をはだで感じることもこの仕事の大きな魅力みりょくです。田んぼや畑にいると気持ちいいですね。

農家の方との信頼しんらい関係

農家の方との信頼関係

大切にしていることは,約束を守るということです。当たり前のことですが,お客さんにたのまれたこと,いただいた仕事をていねいに確実かくじつにして,お客さんからばれたらすぐに行くようにしています。接客業せっきゃくぎょうなのでお客さん第一です。農家の方たちが元気にならないと,わたしたちの業界も元気にならないのでどうすれば農家の方が元気になるか考えています。これからは,例えば「いちごを作るためには,この資材しざいやこの機械を使うと効率こうりつが上がりますよ」と提案ていあんできるようになりたいと思います。わたしたちが一生懸命いっしょうけんめい仕事をしているか,お客さんは見ています。信頼しんらい関係を作るためにも仕事に責任せきにんを持ち,農家の方のために,地域ちいきのために自分に何ができるのか考え,行動していきたいと思います。

田んぼや畑が生き生きしている姿すがたを見たい

田んぼや畑が生き生きしている姿を見たい

3年前まで都会でサラリーマンをしていましたが,将来しょうらいの生活を考えた時,地元に帰りたいと思いました。ちょうど長男だということもあり,地元に帰って家業をぐことにしました。食べ物を作るということは,すごく価値かちがあることだと思います。今までは農業の見せ方や伝え方が不十分だったのかもしれないなと思うところがあるので,農業をかっこ良く魅力みりょく的なイメージにして伝えられるように,と考えています。地元の農業が生き生きしている姿すがたを残していきたいですね。子どもたちに「この町にずっといたい」と思ってもらい,たとえ地元をはなれても,自分の町をほこりに思ってもらえるような地域ちいきづくりをしたいです。

スポーツが大好き!

スポーツが大好き!

子どものころはずっと運動をしていました。走るのが好きで,幼稚園ようちえんの時はかけっこでいつも1番になっていました。小学校では,バスケットボールや水泳や剣道けんどうをしていました。いろんなスポーツに興味きょうみがありました。中学校から大学までは陸上をしていました。スポーツをしている時はとても楽しかったです。小さい時のゆめはオリンピック選手になることでしたが,小学校の文集には経営者けいえいしゃになりたいと書いていました。それを思えば,今はその時のゆめがかないつつあるのかな・・・と。

ご飯をたくさん食べましょう!

ご飯をたくさん食べましょう!

何をするにしても,やりたいことを思いっきりやってください。1度や2度の失敗なんてたいしたものじゃありません。たとえ失敗しても後から思い出すと笑い話になるので,やりたいことをどんどんやってしいですね。他の人と自分のどちらがすぐれているかくらべるのではなく,自分が一生懸命いっしょうけんめいがんばって,120%の力を出すことが大事だと思います。一生懸命いっしょうけんめいがんばっていると周りに必ず見てくれている人はいます。そして,ご飯をしっかり食べてしいですね。たまには自分でおにぎりを作って,おいしく食べて,元気な体を作りましょう!

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取材・原稿作成:西条市産業振興課 加藤、編集:(c)学校ネット株式会社